Step3 工具を用意する
実際に小屋を作ってみて、改めて道具って大事だなと実感しました。
その工程に適した道具があるかないかで、費やす時間も出来栄えも大きく違います。
道具はあればあるほどいいです!
工具をいっぱい揃えて、完成した小屋を、工具を並べた私の秘密基地にしたいくらいです。
しかし、工具を買うお金も、工具をしまう場所も、使いこなすスキルも足りないので、色々検討して道具を揃えました。
私が、小屋作りで実際に使った道具を紹介したいと思います。
新しく購入したもの
ブラックアンドデッカー 18V マルチツール ベーシック
ドリルドライバー・ジグソー・サンダー、ビット11種、バッテリー×2が専用ボックスに入ったセットです。
工具というとやっぱりマキタとかリョービとかがいいのかなと悩みましたが、「初めての工具にはオススメ」とか「DIY初心者には十分」とのレビューがあり、価格もお手頃なのでこちらを購入することに決めました。
ヘッドアタッチメントを替えるだけで、様々な工具として使えるので、場所を取らないところも決め手でした。
ヘッドアタッチメントだけでも購入できるので、インパクトドライバーも追加で購入しました。
ブラックアンドデッカー 18V マルチツール ベーシック を買って使ってみての感想ですが、皆さんおっしゃる通り、DIY初心者にはちょうどいいと思います。
差し金(曲尺かねじゃく)
シンワ測定(Shinwa Sokutei) サンデーカーペンター 15×30を購入しました。家中探せば、どこかに古いものが眠っているのでしょうが、おしゃれな道具を増やしたくて、ブラックのこちらを購入しました。
見た目も、使い勝手も、サイズも文句なしです。
GREATTOOL ワークベンチバイス GTWB-300
折り畳み可能な作業台も購入しました。
木材を挟み込んで固定して、切ったり穴を開けたりできます。
こちらも、正直なところ、おしゃれなDIYアイテムを増やしたいという動機で購入しました。
パーツが梱包されているので、組み立てが必要です。特に問題なく説明書通りに組み立て可能です。
屋根のトラス部分の木材を斜め切りするときは活躍してくれました。
木材が長い時は、作業台に木材を固定する手間のが大きいので、自分の足で固定して切ったほうが早いです。
見た目がかっこいいので、普段は玄関土間に出しっぱなしにしています。
今はアルコール置き場になっています。
雨の日には傘かけにも使われています。


クランプ
クランプは、壁枠組みを作るときや、扉や窓を作るときに使いました。購入したのはこちらの高儀 TAKAGI ホビークイックバークランプ 100mm 2個組です。
軽い力でレバーを握るだけでしっかり固定してくれて使いやすいです。
でも、100mmでは足りないことも多く、200や300の長いものも買っておけばよかったです。
そして、それ以上に、買っておけばよかった、絶対買っておくべきだったのが、コーナークランプです。
壁枠組みを組み立てるとき、扉・窓を作るときは、木材を直角に組むので、穴あけやビス打ちをやりやすくする為、しっかりと直角に組むために必須の道具です。
私は小さなクランプしか買わなかったため、かなり試行錯誤しながら直角に組みました。
結果、下穴の位置がずれてしまってビス打ちするのに苦労しました。
後からコーナークランプの存在を知って、これさえあればあんなに時間使わなかったのに!と思いました。
のこぎりガイド
2×4材ののこぎりガイドとして、マイターボックスという商品があります。
斜め切りが綺麗にできそうなので購入しようかと思ったのですが、今回の小屋作りで斜め切りが必要なのは、屋根のトラス部分の45度と60度部分です。
商品説明を見ると、60度がなかったので、購入は見送りました。

マグネット付きなのでのこぎりの刃が安定します。角度は15度ずつ切り替えできます。
IRWIN スニップ(金切りバサミ)
小屋の外装はガルバリウム鋼板の波板を使いました。自宅を建てた時の残り(大波)と、新たに購入したもの(小波)です。
金切りバサミには波板用のものもありますが、波板用のものを買っても汎用性がないですし、波板用が大波にも合うのか分からなかったのもあって、IRWIN スニップ 101 左&直線切りを購入しました。
このハサミ自体は見た目もかっこよくて使いやすいのですが、板金の切り方についてリサーチ不足で、波板鋼板を切る作業はとても大変でした。
こちらのサイト「初心者のためのDIY工具、用具の紹介」にわかりやすい画像があったのでお借りします。

この図にあるように、板金を切るときは切り終えた部分の片方を持ち上げたり下げたりして逃がさないとハサミを進めることができません。
下の波板の赤線(横)で切るときは、切り終えた片方を巻いていけば逃がせます。
でも、青線(縦)で切るときは、切り終えた部分を丸めることができないため逃がせないのです。
そのため、ハサミを進めるのが難しく、投げ出したくなるくらいキツい作業でした。

そして、これも、後から知ったのですが、テスキーCという金切りバサミは、板を逃がさなくても切れるので、縦に切るのが簡単らしいです。使いたかった!!
SK11 パワフルハンドタッカー
防水シートを留めるために使いました。
簡単に打ち込めるのに、結構保持力が高いので、ボンドで貼り付けるときの仮止めに使ったりもできるし、家のソファーの修理にも使えるのでオススメです。
どのタッカーも大体2,000円弱の価格帯なので、どれを買っても良いと思います。
バシッと打ち込むのは快感で、ついつい無駄打ちしてしまいます。
構造用合板12mm+アスファルトルーフィング1mm なので、構造用合板を貫通しないように、ステープル(タッカーの針)は足長7mmのこちらを使いました。
自宅にあったもの、借りたもの
のこぎり
木材のカットはホームセンターのカットサービスを使うことが多かったのですが、流石に2×4材全てのカットを頼むのは大変なので、カットはほとんどのこぎりで頑張りました。
父親にもらった替刃式の両刃のこぎりを使っています。
他の種類を使ったことがないので使用感の比較はできませんが、なんの不満もなくとても使いやすいです。
L型 電動ドライバー
屋根のトラスの鋭角部分をビス打ちするときに、狭くて、手持ちの電動ドライバーではどうしてもビス打ちできず困りました。ドライバーが入る場所から斜めに打ち込んでもよかったかな、と、今となっては思いますが、そのときはどうしても真っ直ぐ打ち込みたかったので、父親からL型電動ドライバーを借りました。
こんな道具があることを知らなかったので、ここでも試行錯誤で時間を使いました。
こんなことしたい!と思ったら、大抵の場合、そうできる道具があるんだな、と感じました。
ちなみに、先に紹介したブラックアンドデッカーには、3.6Vのコンパクトタイプもあって、こちらにはマルチアングルアタッチメントがあります。
ちょっとした作業用にコンパクトタイプも買いたいです。
コーキングガン
建具や雨漏りが心配な部分にシリコンコーキングを施す為に使いました。
父親が持っていたので借りましたが、高いものでもないので、自分用のものも購入しようと思います。
丸鋸
小屋作りの木材カットはほとんど手のこでやりましたが、土台の一部に105角の木材(自宅を建てた際に余った土台用木材をもらいました)を使ったので、この木材だけは丸鋸でカットしました。
丸鋸は父親に借りました。
水平器
どんな作業でも大体使うので、水平器は必要です。
小屋作りでも、基礎工事前にしっかりと水盛遣方をやって水平を出している方もいるようですが、私は水平器で測りながら基礎と土台の水平をとりました。1坪の小屋なので、それで十分だと思います。
私が小屋作りで使った道具と、使いたかった道具を紹介しました。
冒頭でもお伝えしましたが、相応しい道具があるのとないのでは、かかる時間も作業量も出来栄えも違ってきます。
皆様の参考になれば幸いです。
次は、購入した材料をご紹介します。
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