DIY初心者が小屋作り Step5 土台・壁枠組み・トラス・垂木作り
いよいよ着工です。
設計や材料決めの段階は悩んで調べての繰り返しですが、そこがしっかりしていると作業に入った時にスムーズに進みます。
家を建てる工程としては、基礎作りが先なのですが、週末だけの作業だと子どもの誕生日に間に合わないので、平日の夜中にできる作業は進めようと思い、最初に枠組み作りを始めました。
毎日3〜4時間作業をして、1週間ほどかけて各枠組みが完成しました。
使った道具、材料
壁枠組み(南)
まずは一番シンプルな南側の枠組みから作りました。
窓もドアもない南側の枠組みは間柱は等間隔で設置します。
横幅が1820mmなので、⇩こんな感じで、縦に2枚の構造用合板1820×910をカットせずにそのまま付けます。
壁枠組み(南)で気をつけるのは、構造用合板をビスで留めるための間柱を、枠のちょうど真ん中に1本付けることだけです。
- のこぎりで、2×4材を切る。
- 2×4材を床に並べる。
- 差し金を使って、間柱を留める位置を描き出す。
- クランプを使って、2×4材を固定する。
- 電動ドリルで下穴を開ける。
- 電動ドライバーでビスで打ち込む。
この作業をひたすら繰り返します。

手持ちのクランプでは、木材を垂直に固定するのが難しく、ドリルの下穴がズレて苦労しました。
こちらのコーナークランプは購入を強くお勧めします。
これさえあれば作業時間は格段に少なくて済んだと思うくらい、木材の固定に苦労しました。
反りや捩れのある木材も混ざっていたので、しっかり固定しないと、正しい位置にビス留めすることができず、夜な夜な格闘していましたが、こんな便利な商品があることを後から知りました。
やはり道具は大事です。
壁枠組み(北)
こちらもシンプルな枠組みです。
やる作業は南側と同じです。
北側は、扉と中空ポリカのはめ殺し窓にするので、構造用合板は打ち付けません。
壁枠組み(東)
東側はこのように構造用合板を貼り付けるので、構造用合板をビス留めできる位置に間柱を設置します。
はみ出している構造用合板と、南側の壁枠組みを繋げます。

壁枠組み(西)
西側も、このように構造用合板を付けることになるので、構造用合板をビス留めできるように間柱の位置を決めます。

西側は窓があるので、繋げるパーツは多いですが、作業内容は同じです。
トラス
枠組み作りの中で、トラスが一番難しかったです。
というのも、木材を斜め切りする作業を、丸鋸ではなく手作業で切ったからです。
枠組み作りを深夜に行っていたため、さすがに丸鋸はダメだろうと思い、コツコツのこぎりで切りましたが、これがとてもキツかったです。

この30度の部分が切断面が広く、のこぎりで真っ直ぐに切るのが非常に難しかったです。
切り口がガタガタで、トラスに組む時も傾いてしまいました。
近くで見るとなんとも不恰好なトラスですが、遠目にはそれなりに見えます。

多少の歪みや傾きは、組み上げていく段階の力技でなんとかなります。
このトラスを二つ作ると、枠組みは全て完成です。
あとは、垂木を作ります。
垂木・棟木
垂木は8本作りました。
棟木は、2×6材 8フィートを2,275mmに切って使います。

これで、棟上げに使うパーツは完成しました。
全パーツのPDF図面はこちら
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