我が家では、息子の専用PCにRaspberry Pi(ラズパイ)を使っています。
Raspberry Piというマイコンの公式OSには、Minecraft Pi Editionがデフォルトでインストールされていたため、マイクラ好きの息子にぴったりだと思い導入しました。
Minecraft Pi Editionはプログラミングとの相性が良く、scratchやPythonで操作できます。
ラズパイを通して、プログラミングや電子工作に興味を持ってくれたらいいな、と思っています。
ここでは、息子のラズパイについて紹介したいと思います。
OSのダウンロードについてはこちらを参考にしてください。
Raspberry Piとは
Raspberry Piとは
Raspberry Piとは、イギリスのラズベリーパイ財団によって学校教育用に開発されているシングルボードコンピュータです。


ディスプレイとキーボードに繋げばPCとして使えます。
Raspberry Pi Model 4
Raspberry Pi Model 4はラズパイの最新モデルです。
電子工作でIoT機器を作るとか、別の用途だとZeroとかPicoとか楽しそうなものがたくさんありますが、
用途は子ども用PCなので、Raspberry Pi Model 4を購入しました。
ラズパイを子ども用PCにする
ラズパイ購入
ラズパイをPCとして使うのに必要なものは、
- Raspberry Pi 4 本体
- ACアダプタ(15W、USB-C)
- Micro SDカード
- HDMIケーブル(ラズパイの出力端子はmicro HDMI)
- キーボード、マウス
- ディスプレイ※
- スピーカー※
※ディスプレイやスピーカーは、自宅のテレビを使うなどすれば購入不要です。
一つ一つ自分で選定して購入するのも楽しいですが、おまとめ便利セットがAmazonで売っているので、最初はこれでいいと思います。
私もAmazonでセットを買いました。
これ1つで必要なもの全て(ディスプレイ、キーボード、マウス以外)揃うのでオススメです。
Raspberry Pi 4はメモリを2GB、4GB、8GBから選べます。
他にもキーボード一体型のラズパイもあります。
見た目もかわいいです。
2021年11月にはJapanese editionも発売されました。

ラズパイ周りはコードがごちゃつくので、これからラズパイを子ども用PCにする方はキーボード一体型がいいと思います。
Raspberry Pi OS
Raspberry PiはOSをmicroSDカードにインストールして使うので、自分でOSを選んで使えます。
息子は、Raspberry Pi OS(32bit)「buster」を使っています。
こちらはデフォルトでminecraft PiやPython Gamesがインストールされていて、息子はよく遊んでいます。
2021年11月現在の最新Raspberry Pi OSは「bullseye」です。
bullseyeではminecraft PiやPython Gamesは推奨ではなくなり、互換性もなくなりました。
我が家のラズパイ
こちらが我が家にやってきた初ラズパイです。

周辺機器を紹介します。
無線2.4Gのキーボード・マウス
ワイヤレスの方法には、Bluetoothと2.4GHzワイヤレステクノロジーがあります。
BluetoothはOSの起動後にペアリングする操作が必要になるので、
有線のキーボード・マウス or 別のPCからSHH接続 でBluetoothのペアリングをしてからでないと使えません。
一方、2.4GHzワイヤレステクノロジーの場合は、ラズパイにUSBレシーバーを取り付ければ、起動と同時に使えます。
2.4GHzワイヤレステクノロジーは干渉もなく快適に使えています。
薄くて軽いのに丈夫で、見た目もスタイリッシュです。
そして一番意外だったのが、キーボードのバッテリーの持ちのよさです。
充電用ケーブルの置き場所を忘れるくらい、充電の頻度は少ないです。
セットのマウスは乾電池式です。こちらもバッテリー持ちは良いと思います。
商品説明の対応OSにLinuxは記載されていないのですが、問題なく使えています。
ディスプレイ
TVに繋いでもよかったのですが、デスクトップPCのようにしたかったので、別にディスプレイを購入しました。
ラズパイのmicroHDMIからモニターのminiHDMIに繋いで使っています。
モニターの電源供給はTypeCです。
TypeC to TypeC、TypeC to TypeA、HDMI to miniHDMI のケーブルが同梱されています。
ラズパイはmicroHDMIなので、別にmicroHDMI to miniHDMIケーブルも購入しました。
モニターにスピーカーも内蔵されていますが、音が割れ気味だったので、ダイソーの300円スピーカーを直接ラズパイに繋いでいます。結構いいです。このスピーカーも電源供給はUSBです。
スイッチ
デスクトップがごちゃついてきたので、ラズパイ(ACアダプタ)、スピーカー(USB)、ディスプレイ(USB)の電源供給ができて、スイッチのオンオフもできる電源タップを購入することにしました。
コンセントがデスク下にあるので、そこからの延長コードも必要です。
そこで、こちらのスイッチ付き延長コードを購入しました。
オンの時はスイッチ近くの小さなLEDが点灯するので、オンオフがわかりやすいです。
まとめ
ハード面はこれで準備完了です。
続いてラズパイの初期設定を行ったのですが、ネットの情報には古いものもあり、初心者には情報の取捨選択すら難しくて苦労しました。
ラズパイの初期設定についてはこちらをご覧ください。
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